お説教とマドレーヌ

忘れたくないこと。トキめいちゃったら投稿します。

箱根芦ノ湖に至るまで──温泉むすめ放送部 公開録音 Vol.2 in 箱根

  • (2018/06/18 追記しました。また、章立てを少し変更しました。)
  • (2019/01/18 未完の部分を追記するとともに、一部修正しました。)

もくじ

はじめに

温泉むすめというコンテンツに箱根温泉の温泉むすめ、箱根彩耶というキャラクターがいる。CVは長江里加さん。

その温泉むすめでは『温泉むすめ放送部』というラジオをagqrにて配信している。温泉むすめ放送部では定期的に公開録音が開催され、第2回は箱根芦ノ湖、遊覧船内にて開催。箱根彩耶役の長江さんも、もちろん出演した。

今回は、この箱根芦ノ湖の公開録音に参加したので、そのことについて書いていく。(お察しの通り、長江里加さんを好きになりました。これについてはまたいずれ。)

公録イベントまでの話

箱根彩耶と長江里加さん

温泉むすめについてもう少し書く。

現在100以上のキャラクター/CVが発表されている温泉むすめにあって、メインユニットたるSPRiNGSという9人組ユニットが定められており、そのSPRiNGSにおけるセンター格のキャラクターが高校2年生の草津結衣奈。CVは高田憂希さん。ライブや公録等、現実の声優イベントを多く撃つ温泉むすめにあって、高田さんもセンター格の役割を担い、イベントの中心に立つことが多い。そんな結衣奈の、SPRiNGSにおける同学年で親友というのが、仙台は秋保温泉秋保那菜子と、冒頭で紹介した彩耶ちゃん。イベントでも那菜子役の高橋花林さんや長江さんが高田さんと絡むシーンもよく見受けられる。

つまりは、彩耶ちゃんはキャラ設定上もイベント上でも、かなり主要なキャラだということである。

箱根彩耶という役は長江さん本人にとっても大切な役である、と個人的には捉えていて、温泉むすめとして温泉地・地方都市を盛り上げるというミッションの話はもちろんのこと、

声優になったらキャラクターありきのダンスや歌のパフォーマンスをやってみたかったので、それを「温泉むすめ」として叶えることができてとても嬉しく思っています。…(後略)
(温泉むすめ 1st写真集 ~FIRST SPRiNGS~)

温泉むすめで、かねてからの自身の夢の一つを成し遂げたと語ったり、

長江:ダンスレッスンのスタジオも「もっと借りてください!」と言って練習を増やしてもらったりとか、鏡を見てフォーメーションや立ち位置など、全体を見ながら何度も確認しました。
特に私と和多田は、何曲も歌うライブが初めてだったので「練習を増やして欲しい!」と随時言っていましたね。

『温泉むすめ』の過去と未来、そして1stシングルでメジャーデビューをするSPRiNGSについて、高橋花林さん、長江里加さん、和多田美咲さんが語る! animate Times

1stライブが初めてのライブ経験だったということも語っていたりする。1

併せて、長江さんにとっての箱根彩耶の大きさを感じ取れるエピソードが、次に紹介するプライベートでの箱根旅行だ。

箱根の一人旅

――となると、いつか箱根温泉由布院温泉にも訪れたいのでは?
長江:箱根に関しては関東ということで今すぐにでも行きたいんですけど、温泉の種類がいっぱいあって把握しきれていないので、これからどんどん行って学んでいきたいなって思います。
『温泉むすめ』の過去と未来、そして1stシングルでメジャーデビューをするSPRiNGSについて、高橋花林さん、長江里加さん、和多田美咲さんが語る! animate Times

箱根に行きたいと以前から各所で熱く語っていた長江さんは、箱根公録に先立つこと2017年11月、プライベートで箱根を訪れ、その様子を発信する。
togetter.com
twitter.com
(今回も、Togetter版もTwitterモーメント版も内容は同じ。お好きな方で。)

新宿より遠方からの、丸一日かけての箱根一人旅。もちろん、イベントや企画等の後ろ盾があってのもの2ではなく、長江さんが箱根彩耶役を引き受けての自主的なもの。観光大使のようだ、との声を受けて喜んでいる姿が今にして見返すと印象的だ。

この一人旅を受けての言葉が、

――その2ndライブが終わったら、もう2018年が目前です。最後に、2018年の目標を教えてください。
長江:『温泉むすめ』では、箱根に行ってイベントする。欲を言えば9人一緒に行きたい。本当、いいところだから。
『温泉むすめ』声優ペアインタビュー第1回:長江里加(箱根彩耶役)×和多田美咲(奏・バーデン・由布院役)

である。SPRiNGSの9人でのイベントは今回叶わなかったものの、箱根の地を訪れてますます深くなった思い入れ、その思い入れが叶う、まさに長江さんにとっての念願の晴れ舞台が箱根公録だった、という訳である。

一人の声オタとして

ここから先は一人の声優オタクとしての、個人的で贔屓目な観点であると言うことを改めて強調しておく。

別作品で長江さんを好きになり、長江さんの活動をもっと見たいとの思いから温泉むすめに「浸かった」身としては、温泉むすめイベントの長江さんは、どこか、まだまだ本領を発揮出来ていないのでは、という思いがあった。私自身が個人的にフルで楽しめていないだけなら構わないが、長江さんはイベントを心から楽しめているのかどうか。まあ、こんなものは往々にしてオタクのいらぬお節介だったりするのだが……。

そのような、声オタとして悶々とした思いを抱いていた日々の中で、彼女があれ程に渇望した箱根の地でのイベントを、彼女自身も初の出演となる3「放送部」の公録として開催されるという4月8日の告知。いやはや、これほど嬉しいことがあろうか。

この発表の5日前には、彩耶ちゃんのパネルが実際の箱根に設置されるという告知もなされており、上記のイベント告知もなされた後の4月中旬に、パネルを見るためだけに箱根関所跡を訪れたりもした。今にして思えば、箱根の地における温泉むすめ展開への飢餓感たるや、といった感じだ。4

つまりは、箱根公録は好きな声優がもっともっとヤレているところを見せてくれるであろうもので、それには個人的に感じ取っていた、今までの思いの下支えもあるという、私自身にとっても念願のイベントであったのだ。

公録イベント当日

当日になり、コラボフードがサプライズ的に発表。一人のキャラのみをフィーチャーしたコラボは温泉むすめでは初めてな気がするが、記憶が無いのでなんとも言えない。 無い上で、なんだかあっさりと書き流していたが、いつもは名脇役に位置してしまうキャラクターが主役として大々的にフィーチャーされたということもあり、個人的にも嬉しかった。

気の利いた遊覧船の写真でもあれば良かったが、当初はブログを書く気が全く無かったために撮ってない。観客約70人ほどを乗せ、貸切遊覧船は箱根関所跡港を出発。冒頭しばらくは一面のレイクビューを楽しんだのち、いよいよ放送部出演者が登壇し、公録スタート。

公録第一部

www.youtube.com

『寸劇~キャラ紹介』

冒頭はキャラ紹介を兼ねての寸劇コーナー。彩耶ちゃんは元気っ子、前田佳織里さん演じる同じ箱根の温泉むすめ、強羅かんなは彩耶ちゃんとの共演を喜び、大和田仁美さん演じる湯河原伊露羽は言葉数少なめに謎のフレーズを連発など。また当初、修善寺透子役の山口愛さんが登壇せず、何事かと思ったら不運が重なって会場に遅刻する透子ちゃん、という演出だった。心臓に悪い。

タイトルコール・演者の自己紹介ののち、改めてキャラ紹介や、キャラと演者の共通点の話など。長江さんが彩耶ちゃんの紹介をするのに、「縁の下の力持ち」というフレーズを選んだのが印象的だった。5ちなみに長江さんの拾いにくいボケはSPRiNGSメンバーに最近やっと拾われ始めるようになったとのこと(本放送カット→ディレクターズカット版には含まれていた)。良かったなぁ。

(6/18追記)トークで垣間見える、演者の関係性について。大和田さんは長江さんにとって事務所の先輩で、「突撃!電ホビステーション」や、最近では「刀使ノ巫女」での共演もある。公録中でも相談事を持ちかけたりする、という話もあった。前田さんは2018年3月のこえずか第2回がこれまでの唯一の共演だと思うのだが、いつの間にかとても仲良くなっていた。前田さんは3rdライブにも来ていて、一方の長江さんも、前田さんが温泉むすめの一員として登壇したまけんグミフェスに行ったりしているので、観測できないところで会ったりしているのかもしれない。公録前に箱根に早入りし、成川美術館やコラボフードを食べていたとのこと。山口さんは今回が初共演、かな。


向さんの、長江さんはイベントの経験がたくさんあるので色々よろしくお願いします、という何気ない一言が今後の展開の布石。

『メールコーナー』

1曲流したのちにメールコーナーへ。本放送カットだったのでディレクターズカット版が投稿されたら更新します。

(6/18追記) 1通目は私。

ぽかネーム:のなりっちょ

温泉むすめの皆様、ギュイーン!
あ、向さんもギュイーン!

今回の「温泉むすめ放送部 公開録音 Vol.2 in 箱根」、ご開催おめでとうございます!
ご参加される温泉むすめも、近隣の修善寺ちゃん、湯河原ちゃん、強羅ちゃん、そして箱根ちゃんとのこと。
特に、箱根役の長江さんは去年からずっと箱根でイベントをやりたいと言ってましたし、お一人で箱根を一日中巡っていたこともありましたね。遊覧船貸し切りイベントはまさに箱根ならでは、喜びもひとしお、ではないでしょうか。

さて、そんな箱根彩耶役の長江さん!
ぜひ、観光地としての箱根の魅力や楽しかった思い出などを、この場のみんなに紹介してください!

ちなみに、自分も今日は箱根の旅館に泊まり、1泊2日の箱根旅行を満喫する予定です。

それでは!

彼女がこの遊覧船に立つに至る(座っているのだが)までの過程や思いは彼女自身の口から語って欲しかったし、その取っ掛かりになれば、との思いから送ったメール。長江さんの答えは、温泉旅館が並び立つ風景、色々な乗り物。 そばも美味しいという話からコラボフード・コラボグッズの話に繋がり、良い感じに話が引き出せるメールになった、かな。

2通目は箱根に会社の保養所があるという方。温泉地のエピソードを振る、という繋ぎ方で大和田さん・前田さん・山口さんが各々の話をした。1通目が長江さん全振りの内容だっただけに、上手くバランスが取れていた。

ホットホットプロモーション『箱根ジェスチャー駅伝』

キャラクターにちなんだミニゲーム。「箱根ジェスチャー駅伝」は4人で20点を目指す、箱根彩耶ちゃん担当のコーナー。なのだが……。他の方たちが軒並みノルマの5点近くを取る中、長江さん一人だけ2点分しか正解を出せず。この後の展開は本放送カットでしたが、ディレクターズカット版には乗りそうな予感がするので投稿を待ちます。
(6/18追記) 温情の追加一問、「向清太朗」のお題に対し、「天津向」を本名だと思い込んでいた長江さんは「(向清太朗って)誰ですか?」と言い放ってしまう。このことには長江さん自身も気落ちしていたようで、第一部終演の挨拶でも謝りの言葉を並べていた。
(2019/01/18追記)また、ジェスチャーの際に使える小道具類をあまりうまく使えなかったのも今にして思えば2部終演挨拶に繋がってるかも。

ホットホットプロモーション『アイラブユーを翻訳すると?(仮称)』

公録にて放送しないコーナーとの案内はあったが、一応ディレクターズカット版まで待って更新します。
(6/18追記) 湯河原伊露羽ちゃん担当。湯河原温泉夏目漱石が『明暗』を執筆した地なんだとかで、「月がきれい」のような名訳を編み出せ、というコーナー。長江さんはアイラブユーを(思うだけで無く)口にすると好きな思いがますます募る的なことを言ってたような気がするが、ここは正直全然記憶にない。

公録第二部

6/18の放送が終了してから更新します。
(以下6/18追記) www.youtube.com

『寸劇』

第一部で彩耶ちゃんがよく喋った分、第二部では残りの3人にスポットライトが当てられていたように思った。
(2019/01/18追記)内容としては、修善寺透子ちゃんと湯河原伊露羽ちゃんには文学・小説という共通点があり、湯河原伊露羽ちゃんの雲をつかむような言葉に惑わされながらも修善寺透子ちゃんが友達になっていく、というもの。強羅かんなちゃんの要所要所でのフォローも小気味よい。

『メールコーナー』

キャラにまつわる話は第一部でしたため、自己紹介・ジングルの後にメールコーナーへ。
(2019/01/18追記)見返したら、コラボフーズ、コラボグッズの話をジングル前にしてましたね。

1通目、遊覧船で貸し切りイベントというのはユニークだが、今後のコラボやイベントでやってみたいことはあるか、というメール。妄想を交えつつ色々喋っている中で、当日参加の温泉むすめ4人ユニット「芦ノ湖シスターズ」が、山口さんには「なんかヤダ(笑)」と言われつつも誕生。「(各々の温泉地が芦ノ湖を通して)繋がってますから」、とは長江さん。

あと何通か読まれるも、本放送カット。ディレクターズカット版が投稿されたら追記します。

(2019/01/18追記)2通目、箱根まで一緒に来ていたくれない君。メール原文を貰いました。

ラジオネーム:kurenai(くれない)

出演者の皆さん、ギュイーーーン!!!(温泉むすめ内での箱根彩耶役長江里加さんの挨拶です)

箱根での公開録音の開催、おめでとうございます!
遂に念願の箱根でのイベント、特に長江さんはずっと「箱根でイベントをやりたい」と言っておられたと思うので、一際楽しみにされていたのではないでしょうか。
本当に、おめでとうございます!!!

さて、私は箱根に来るのが今回で三回目なのですが、箱根は温泉も勿論のこと、今回イベント会場にもなっているこの遊覧船や、ロープウェイで行ける大涌谷などなど、様々な楽しみ方が出来ることが魅力の一つですよね。

そこで質問なのですが、皆さんは「温泉地にこんなものがあったら良いな」といったものって何かありますか?
個人的には思いっ切り体を動かせるスポーツ施設のようなものがあったら最高ですね?!

それでは!

メール中の「スポーツ」というワードから発展し、卓球、ゲーセン、足湯などの話に飛ぶ。

3通目、有馬温泉との謎解きコラボの話。6 開催期間の終わりが近いため、とのこと。関東でも謎解きをしたい、というような話へ。

ホットホットプロモーション『修善寺恋の橋巡り』

修善寺に実際にある名所を舞台に、くじ引きで与えられた属性で、恋人とデートしているシチュエーションを演じるという、修善寺透子ちゃん担当コーナー。

トップバッターは長江さんの「ツンデレ」。前田さん曰く「りかちのツンデレ聞きた~い!」

子供って何人欲しいとかあるの? 一人? ……えっ、三人も? あっ……そう。

わかりやすさが無かったので向さんからは「発注ミス」「あれ(最後の「……そう。」)をデレと捉えるのはちょっとレベルが高すぎる」と言われてしまう。それを受けての長江さん、「ちょっと濃すぎたかぁ。」

次は大和田さんの「元気」。

ねーえー! ねぇってばぁ!ねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇねぇ、好き!♡

これは向さん「あー、良い!良い!良いですよ!」前田さん「シンプルに胸に響いた」「ようやく後ろ(の風景)を見ず(=風景を見て誤魔化さず)に済みました」と好評。

その次は前田さん、普段の姿からは想像しにくい「クール」に、前田さんは「やったことない、頑張ります」と。

へぇー……これ、ドクターフィッシュって言うんだ。
……えっ、もう行っちゃうの?
……もうちょっと一緒にいよ。

向さん「あーええ、むっちゃええやん」とこれも好評。前田さんの「足湯、ドクターフィッシュ(この二つを使おう)」との言葉に、向さん「もうちょっと長くいたいからここの(説明文の)文字を読んだりしてね」とフォロー、前田さん「わざと読むクールな女の子」と背景説明もバッチリ。大和田さんは、前田さんのエチュードに「(ツンデレの)デレもあって(良かった)」と評し、長江さん「これがツンデレか~!」と。

最後は山口さん、「自分の担当の温泉むすめ」、すなわち修善寺透子ちゃん。自分のコーナーで引いてくるという運命力。そして、シチュエーションはなんと「向さんとのデートで良いですか?」と山口さん。いやぁ、それはマズいのでは……と思っていたが、山口さんが押し切りエチュードスタート。

ハァ、ハァ、お待たせ~!(向:いやいや全然待ってな……)5時間は待たせちゃった。(向:待ったなぁ!?おかしいなあと思ったんだよね)
あのね、あのね今日もね、バス停に並んでたのにね、バスの運転手さんがね5時間もね、気付いてくれなくてね。(向:気付かないってあるんだ!?バス停で)
ごめんね。ごめんね。 (向:いや、いいよ。そういう不幸体質なの知ってるからさ)
ここさ、楓橋って言うんだけどさ、(向:ねえ、綺麗だねえ)
(ここで山口さん、手元の金色夜叉を読み出しヒントを探す)
えー、そうなの。 (向:「そうなの」!?俺は綺麗だなと思ったけどどうも価値観が違うみたい)
(向:「そうなの」なんだ)
えっと、どうしようかな……。 (向:「どうしようかな」?)
でもさ、付き合ってさ、もう結構長いじゃない?結構もう10年くらい付き合ってるから(向:付き合ってるねぇ!?大丈夫かなぁ!?)
そろそろ、なんか、アレかなと思って、ここに来たんだけど……。
ここの意味はね、プロポーズしてもらえる楓橋って言ってね、だからここを選んだんだけどね。
……これどうしよう(笑)

天津向さん!結婚してください!
(向:そっちが言うんだ)

途中、方向性が怪しくなりつつもなんとか力業で完走。たどたどしくも一生懸命な様子が向さんには「キュンとしました」「不幸体質ながらも一生懸命やっている感じは良かった」とウケた模様。山口さんは「オドオドしている感じも、修善寺透子ちゃんはそんな感じかなぁと思って(出しました)」と、演出のうちだとアピール。

ちなみにこのコーナー、本放送ではカットの続きがあって、ここも恐らくディレクターズカット版には乗ると思うので投稿待ち。よく本放送は30分に収めたものだ。

(2019/01/18追記)なんだかんだ上手くいった3人。向さんは第1部同様、長江さんに温情の追加シチュエーション「バカ」を託す。長江さん「どっかの橋」という舞台設定には向さん「もうバカです」

うわぁぁ!揺れる、めっちゃ揺れる!!
……向さんは大丈夫なの!?(向:オレがいる。オレがいた。大丈夫大丈夫。)
あのさ、私ちゃんと立ってられないからさ、手……繋ご?

向さんの「ここはキュンとくる」との評価を貰い、なんとか雪辱を果たす形となった。

ホットホットプロモーション『イラスト頭文字クイズ(仮称)』

第一部同様、配信には乗らない強羅かんなちゃん担当コーナー。3人がイラストをスケッチブックに書き、そのイラストが指しているものの頭文字を繋げて3文字の言葉を残りの1人が答える、というもの。クイズの正答率は散々だったし、イラストは不得意だと言う長江さんも最後は絵を描くのが楽しい、とコーナーの本分は……?というようなことを言っていたが、まぁ楽しいならそれはそれで。

『終演挨拶』

第一部・第二部を通しての感想。ここの長江さんの言葉がとても素晴らしかった。本放送では所々カットされており、ディレクターズカット版ではフルで聞けるとは思うが、先に書いてしまうと、大体下記のようなことを言っていた。(とはいえ、メモ等しておらず記憶のみのため、内容漏れや話の違うとこがあるかもしれない。)7

  1. 一年前、箱根旅行でロープウェイを「貸し切り」にしたことがあったが、それが今日はこんなに大きな遊覧船を貸し切ることが出来た。
  2. 神奈川の今出ている温泉むすめ3人に加えて、伊豆の子まで来ちゃう。すごい豪華なメンバーで、奇跡的なイベントだったんじゃないかな。スケジュールが揃うこともなかなかない。
  3. 温泉むすめの箱根担当ではあるけど、まだまだ箱根について知らないことがあるので、SNS等で繋がって、(箱根について詳しくなりたい?)
  4. 松山のイベントや、(番組内では紹介されなかったが)サマソニ、札幌イベント等、どんどん活動の幅が広がっている。もっともっと温泉むすめを広げて、温泉むすめのことを知ってもらえるようこれからも頑張る。
  5. 今日もちゃらんぽらんな私だったけど、すごく楽しかった。

一つずつ見ていきたい。

  1. 箱根旅行は彼女にとっても大切な経験になっていると確信していたが、このような繋ぎ方をしてくるのは驚いた。まるでアイドルのコンサート会場みたいな表現。
  2. 現時点での神奈川の温泉むすめが全員登壇したということは全然意識していなかった。個人的には、作品の側でテーマを括っていながら、長江さんに縁のある人達が来た、というところに何か運命のようなものを感じてしまう。
  3. 長江さんは箱根彩耶担当であり、そしてまた1人の声優。箱根彩耶についてはともかく、箱根温泉のことは知らないことも当然ある。これは非常に率直で、かつ勇気のいる告白だったように思う。
  4. 箱根の地で温泉むすめのイベントをやる、という夢の一つを叶え、箱根彩耶、SPRiNGS、温泉むすめの一員として、温泉むすめの魅力を発信していきたいという改めての決意。
  5. 最後の「ちゃらんぽらん」というのは、コーナーがあまりうまくやれなかったことを指しているのだろうか、とはいえ、イベントを楽しめていたのはこちらにも十分伝わってきた。

旅行当時のことを知っていたファンとしては1の話も嬉しかったが、それ以上に感銘を受けたのは3だ。箱根の観光大使としては、未だ道半ば。でもそれは、これからもっと箱根のことを知っていけば良い。いつか本当に観光大使として認定される日が来ると良いね。その日までは、発信を受け取ってばかりではなく、こちら側から見た箱根の魅力も伝えていきたいと強く感じたのであった。

改めて、「温泉むすめ放送部 公開録音 Vol.2 in 箱根」、素晴らしいイベントでした。

(2019/01/18追記)もうちょっと書かせて欲しい。個人的には、温泉むすめの3rdライブ以前とSYF札幌・サマソニ以後で長江さんの発信しようとすることの色味が少し変わったように思う(札幌以降、キャラクターとしての箱根彩耶を演じる、という話を明示的に良くするようになった)。その節目にあるイベントがこの箱根遊覧船。もちろん他にも様々要因はあるだろうし、ただの1ファンの観測でしかないのだが、この箱根遊覧船イベントが長江さんに一つキッカケを与えたのではないかなと感じている。

おまけ ある声オタの箱根旅行

すぐ上であんなこと言っておきながら、大体長江さんの影を追うような最悪旅行だった。楽しかったなぁ。


  1. 自身にとって初体験だったこの1stライブを経た後、長江さんにとって温泉むすめとは、演技やライブパフォーマンスを表現する場であるということに加えて、SPRiNGSの9人の絆、という思いも芽生えたように思う。その話はまたいずれ。この話はメチャクチャ書きたい。

  2. これより少し後、温泉むすめ公式でも温泉地を実際に訪れるという企画がスタートする。

  3. 『温泉むすめ放送部』は2018年4月よりスタートした。

  4. とはいえ、パネルを見に行ったことは東京方から箱根関所跡へ行く予行演習となり、当日迷わずに会場まで辿り着けたという意味ではとてもとても有意義なものだった。

  5. 2ndシングルにて、「皆の土台になる」というディレクションをされていた。 「温泉むすめ」長江里加、高橋花林、和多田美咲インタビュー! - アキバ総研

  6. 温泉むすめ×神戸電鉄コラボ企画「温泉むすめ 打出の小槌奪還大作戦」の開催決定! | 温泉むすめ公式サイト

  7. ディレクターズカット版が配信されたため全文を聞き取った。「私は一年前、一人で弾丸で箱根に来て、ロープウェイを偶然貸し切りという体験をしたんですけど、1年後にここ箱根で仕事としてイベントが出来て、今度は遊覧船貸し切りということで、1年間でグレードアップしたな、と嬉しくなりました。神奈川県の今出ている温泉むすめ3人と、プラスアルファで伊豆の子まで来ちゃった。すごい豪華なメンバーで。こんなスケジュール合うことも無いから、奇跡的なイベントなんじゃないかなと思いました。箱根担当ですけど箱根のことあまりよくわかってない部分もあるので、皆さんで、SNSとか公録とか色々、ライブとかを通してどんどん繋がっていったら良いな、と思います。9月の松山、道後いきますし、その前に8月、サマソニもやりますし、北海道もSPRiNGS全員で行くので、どんどん活動の区域が広がってるなって思っていて、これからも色々な人に温泉むすめを知っていただけたら良いなって思いました。今日もちゃらんぽらんな私でしたけど、すごく楽しかったです!皆さんも、これからも温泉むすめをよろしくお願いします!」