お説教とマドレーヌ

忘れたくないこと。トキめいちゃったら投稿します。

2018年9月28日

はじめに

長江里加さん、XX歳の誕生日本当におめでとうございます。

個人的なお話。

プリプリちぃちゃん!! プリプリぬいぐるみ ジョーくん 高さ約20cm

プリプリちぃちゃん!! プリプリぬいぐるみ ジョーくん 高さ約20cm

もくじ

フレームアームズ・ガール

長江さんを知ったきっかけは『フレームアームズ・ガール』、と後述する『プリプリちぃちゃん!』であった。

アニメFAガールを見ようと思ったのは村川梨衣さんがOP『Tiny Tiny』を歌っていたからである。FAガールやFAはおろか、およそプラモについては何一つ知らない状態で視聴を始めたのであった。このアニメをリアルタイムで完走出来たのは、村川梨衣さんの珠玉の名曲である『Tiny Tiny』のおかげでもあるのだが、アニメ自体が本当に面白かったためだ。このことは声を大にして述べたい。アニメ『フレームアームズ・ガール』は最高に面白い。例えプラモに思い入れを持っていなくとも。

この作品は、長江里加さんにとっても運命的な出会いであった。

遡ること2016年、事務所の先輩の大和田仁美さんと『突撃!電ホビステーション』というニコ生のアシスタントを受け持つことになる。

live.nicovideo.jp

この番組を機に長江里加さんはプラモに触れることとなり1、番組終了と同時期にFAガールが放送されていく、という構図であった。初めてのアニメ主演2を勝ち取れたのはプラモ趣味によるところが大きかったと思う、とは本人もたびたび口にしている。

てんやわんや組

長江 プラモデラーの夢であり、
綾瀬 一人暮らしの家に来たら嬉しいって夢であり、
佳穂 新人声優としての夢でもあり!
(『アニゲー☆イレブン! 』第76回 ──FAガールは3人にとってどんな作品か、と聞かれて)

プラモデルという現実にあるモノを題材としているということもあってか、キャストが登壇しないものも含め、イベントに比較的恵まれているのもこの作品の特徴だ。轟雷役佳穂成美さん、バーゼラルド役綾瀬有さんも主演はこの作品が初めてであり、3人でタイアップラジオ『ラジオ フレームアームズ・ガール』を務めることとなる。

アニメより一足先、2017年1月に始まったこのラジオ、「キャッキャウフフな日常」を描くという作品コンセプトに相応しく、アフレコやイベントを経ててんやわんやと初々しくも成長していく新人声優3人の姿が発信されている。初めての主演を務めるにあたり、境遇の似た3人がいた、ということは非常に大きなものであったに違いない。FAガールの初期のイベントは残念なことに行けてないのだが、現場経験のある綾瀬さんが率先して場を回したり、あるいはプラモの話を長江さんが解説をしたり、佳穂さんはボケがありつつも要所要所ではやはり芯の入った言葉で締めていく、などと初めてづくしのことをこの3人で協力して乗り越えてきた、という印象が強い。勿論それは、周りのベテランキャストやスタッフの支えもあって。

『ラジオ フレームアームズ・ガール』第19回では、アニメ最終回第12話の感想を声を震わせながら読む3人に、なんだかアニメ最終回以上に感動してしまった。

2017.06.17 ED『FULLSCRATCH LOVE』発売記念トーク&ステッカーお渡しイベント

このイベントもそんな主演3人の出演するイベントで、私が初めて参加した長江さんのイベントでもあった。この時期はまだまだ作品ドリブンであった。いたく気に入った『FULLSCRATCH LOVE』は元々CDで買う予定であり、ついでにイベントがあるなら行ってみよう程度のものであった。

このイベントでは、キャスト陣のトークよりも、むしろファンの熱意が印象的であり記憶に強く残っている。読まれるアンケートがFA時代からのプラモファンであったり、会場にFAガールを持参してきたりと、アニメを含んだFAガールという作品全体への愛を感じられた。この作品はファン層が厚いから大丈夫、などという謎の大上段目線なことを思ったり。

イベントレポートについてはのえさんのブログ記事が詳しい。この後ももう何回かリンク貼ります。

noesis-gomi.blogspot.com

お渡しは、綾瀬さんは2.5次元てれび、佳穂さんはそのままアニメFAガールのことを話した。長江さんは秘密。

2017.10.15 若葉女子高文化祭 ~Autumn~

2017年10月15日。やや唐突ながらも(ありがちなBD/DVD封入シリアル応募等がなく、いきなりプレイガイド抽選だった)開催が待ち望まれた、FAガール単独の大型イベント。登壇キャストは、長江さんを除く主要キャスト全員。そう、この日長江さんは神戸で開催されていた温泉むすめのSPECIAL YUKEMURI FESTAに参加していたのだ。後述するが、この神戸でのイベントも大変メモリアルなもので、長江さんのファンという強い自覚がある今でも、この日はどういう行動をとれば良かったのか、答えが出ない。

冒頭、長江さんのビデオメッセージ。これを皮切りに、キャスト陣がめいめい長江さんへの言及を始める。言ってしまえば、長江さんが出演できなかったのは別作品とのイベント被りによる大人の都合な訳なのだが、そこで変な遠慮が生まれず、今回は残念ながら不在だが次は必ず、というポジティブな雰囲気のもと長江さんの話が出てくることにこれ以上なく嬉しさを感じたし、救われた気分にもなった。

特に日笠さんの存在感はすさまじく、以前からアフレコ現場でも先導的で、精神面で支えられているという話は出ていたが、この日も、FAガールのイベントへの参加は今日に至るまでこの日のみでありながら(このことがもうメモリアルなイベントだ)、ときに場の笑いを取り、ときにFAガールへの情熱を見せながら場を進行させていた。先陣を切って「今日は温泉に浸かっている」と危ないラインを踏んで始まった長江さんへの言及は、日笠さんが一番多かったように思う。

ミニドラマ、場面振り返り、アフレコ当時の思い出、ラジオのバラエティコーナーを緩衝材にし、最後にライブ。コンテンツ面とキャスト面のバランスが絶妙で、純粋なアニメ作品のイベントとしても最高峰の内容だった。良い作品、良いキャスト、そして良いイベント。 日笠さんの(キャストとしての)FAガールは皆私の子、次は全員で舞台に立つ」 との言葉で締められた。

余談だが、ラジオFAガールのイベント感想回は第27回。この時期は主要キャストからランダムにパーソナリティを務めるという仕組みで、長江さんと山村さんが当番だった。感想メールを読み、「行きたかった」「加わりたかった」という長江さんに対し、心は会場にいた、黄色(バーゼカラー)を振るファンもいた、今回のイベントは完全ではなくて、全員が揃わないと終われない、との言葉を掛ける山村さん。いや、さぁ…… 本当にありがとうございます。

noesis-gomi.blogspot.com

触れたいことは沢山ある(ブログを書けば良かった)。アンコール曲『FULLSCRATCH LOVE』であるとか、一人一人のキャストが選んで挙げた思い出の場面であるとか。なのだが、極めて印象的だったことを2つだけ。

ライブパート『あおげば愛しいフルフルDays』

www.kasi-time.com

www.youtube.com

てんやわんやの3人組が歌うこの曲は、最終回の12話Bパートでスタッフロールと共に流れる3というアニメFAガールそのものを体現したような曲である。この日は佳穂さん綾瀬さんの2人で歌うことになったのだが、次の機会のために長江さんの立ち位置を空けてのパフォーマンスだった。ライブ後のMC。 一人分のスペースを空けてのパフォーマンスが難しく、イベントを2日後に控えた日に長江さんに泣きついたところ、すぐに飛んできて、練習に付き合ってくれた、との言葉は佳穂さん。ライブ経験のある長江さんに助けてもらったとの話だったが、その長江さんのライブ経験というのはたった2か月前の2017年8月、温泉むすめ1stライブが初めて4なのである。何という因果であろうか。

佳穂さん・日笠さんの挙げた、最終回Aパートの振り返りトーク

ここは基本的に和やかなアニメFAガールにおいて有数の急展開シーンなのであるが、ここで佳穂さんの発した、「声優も初めて台本を読む瞬間がある」という言葉が今でも胸の内に残っている。

貴方の好きな声優とは時間も空間も離れていても、思いを同じにする瞬間がある、のかもしれない。

2018.01.13 若葉女子高文化祭 ~後夜祭~

その後、主要キャストの全員登壇とはならずとも、長江さんの無念を晴らす機会が訪れた。2018年1月13日開催の、題して『フレームアームズ・ガール LIVE SHOW!若葉女子高文化祭~後夜祭~』。 アニメの映像に別の台本をあてての生朗読、ラジオ公録、実際に作ったFAガールの「コンテスト」と、前回の『~Autumn~』ではアニメを中心にしていたのに対し、今回の後夜祭はFAガールという作品の様々な面に触れていたように思う。特にコンテストでは、作られたFAガールの雰囲気からキャストがエチュードをしたりと、ちょっと羨ましい。

ライブではてんやわんや組が3人揃った、念願のフルフルDaysを見られた。また、山村さん阿部さんによる『Tiny Tiny』カバーというサプライズも。この曲は過去に何度も触れた通り、私にとってかけがえのない曲であり、この曲がカバーとして歌われ、盛り上がるというライブ感も楽しめたし、村川梨衣さんが歌う『Tiny Tiny』、という魅力の相対化もできた。

終演の挨拶では、FAガール単独の大きなイベントは今後しばらくは無いということからか、オーディション時の話や約2年間寄り添ったこの作品、などのエモーショナルな話が聞けた。長江さんも、前回出られなかった分全力を出そうと思い、普段はしない緊張があった、と。FAガールのラジオやイベント等表向きの場においてはあまり見せないような真剣な面持ちに、改めてこのイベントにかける長江さんの思いの一片を感じられた。

noesis-gomi.blogspot.com

その後~現在

ラジオは改称を迎えつつ1年半を超えて現在も配信中、映画化の続編も決定、トークイベントも様々な面々を迎えて開催される、などと、声優コンテンツとして見ても本当に恵まれている作品であり続けている。これも、原作にあたるプラモデルのファンのおかげだ。プラモデルまで遡れば、何らかのストーリーが公式からは規定されず、そこの想像の余地を楽しめるという点が魅力的なのかもしれない。今までの経緯から、私は未だ「よそのお客さん」気分が抜けない面もあるのだが、FAガールという作品にこれからも触れ続けていきたい。

プリプリちぃちゃん!!

2017年春クールの、長江さんのもう一つの主演作品、『ぷりぷりちぃちゃん!』。「元気ハツラツな女の子や人外キャラもやってみたいです!!」と過去に言っていたこともあり、その夢が『フレームアームズ・ガール』と『プリプリちぃちゃん!!』によってい両方一気に叶ってしまった形だ。

4月のうちは、FAガールとちぃちゃんで共通するキャストの名前があるとわかりつつも演技を聞いただけでは同一人物と思えなかった程に両キャラは声色が異なる。アニメFAガール放映終了後の2017年夏クール・秋クールで長江さんの演技を地上波で聴ける貴重な機会だった。アニメとしても毒が無く、可愛い地底人のちぃちゃんやジョーくん、宇宙人のうっちゃんを可愛い地球人の佐伯夕花ちゃんが見守る、というほのぼの空間である。15分アニメということもあり、間延びも感じずに楽しめた。

ちゃおの女児向けアニメということもあり、当然そうあるべきだが公式側からのキャスト色を帯びた発信は極めて少なかった。そんな中で、YouTubeで最新1話を1週間見逃し配信していて、長江さんがそのURLを感想付きで呟いていたのが印象的だった。

2017.08.19 ちゃおフェス2017 プリプリちぃちゃん!! スペシャルステージ

そのような中、唯一ちぃちゃんのキャスト登壇イベント、と呼べるものがちゃおフェス2017のステージイベント。ちゃおフェス自体はちゃおっ娘達がパシフィコ横浜展示ホールに集まるイベントであるが、その中のステージイベントで、声優やアイドルが出演するようなものには、私のような大きなちゃおっ娘が肩身を狭くさせて優先観覧スペースの外側からステージを眺めている。

正直に告白してしまえば、この日は2人・2人で分かれていたうちの村川梨衣さんと麻倉ももさんばかりを見ていて、長江さんと豊崎愛生さんの印象はほとんどない。悲しいね。

長江さんが一人で目一杯喋れるような場が今後できたら、ちぃちゃんの話を振ってみたい。

温泉むすめ

長江さんの話をするうえで、温泉むすめはやはり欠かせない。

以前書いた投稿の通り、長江さんはライブパフォーマンスにも興味があり、それを表現する場が温泉むすめに出来た。とはいえ、プロジェクト初期の温泉むすめは観測出来ておらず、温泉むすめのイベントに初めて参加し、温泉むすめに興味を持つようになったのは夏コミの団扇お渡し会からであった。

2017.08.13 C92 ノベルティお渡し会

有り体に言えば、お渡し会に立ち寄ったのは6月に一度接近した声優とまた無銭で接近できるという理由であり、当時温泉むすめのことは微塵も知らなかった。

お渡し会でした話は秘密。ただ、ここでの話が後の温泉むすめイベントの数々に足を向かわせることとなった。

2017.08.20 温泉むすめ1stライブ

プロジェクトの本格始動から半年経たずでありつつも、グループ内ユニットを含めて10曲を揃えたSPRiNGSは8月に1stライブを開催。前述の夏コミお渡し会から1週間後、ちぃちゃんステージイベントの翌日である。

昼夜のうち夜の部だけ何とか参加できた形だった。この日初めて長江さんの歌って踊る姿を見ることとなり、思った以上に歌えるんだな、などと暢気な感想を抱いていた。

www.youtube.com (一番低いパートが長江さん)

このイベントは開幕時には舞台に立っていた高橋花林さんが体調不良により急遽出演取り止めとなったことがとにかくショッキングだった。声優イベントに200回以上も行っていると登壇予定者の取り止めや演目の縮小などにはたまに立ち会うが、一度舞台上に立ったキャストが出演をとりやめるという場に居合わせたのは今のところこのイベントだけだ。

2017.09.03 温泉むすめ関係者トークショー Vol.2

長江さんを好きになったきっかけと言えば、このイベントになるかと思う。SNS等にイベント内容の公開を禁止する旨を告知され、また、当日にも改めて案内された。運営開発者の話5を書かなければ良いのではないか、もう時効ではないかと思うところもあるが、まあ控えめに。

長江さんに関係するのは、終わったばかりの1stライブの主にレッスンの話、箱根彩耶役のオーディションの話、同期の和多田さんの話、また、オブジェクト吉村さんが関わるところで共通する、声優図鑑の話。

「長江里加」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】 | ダ・ヴィンチニュース

1stライブには参加できなかった遠藤ゆりかさんの立ち位置をあけてレッスンし、パフォーマンスをした話などは、まさにこの後の『若葉女子高文化祭 ~Autumn~』でリフレインされる構図となる。

直接本人の口からはされた話ではないが、1stライブを機にして、温泉むすめにかける長江さんの思いは「歌って踊りたい」というものから「この9人のSPRiNGSでステージを成功させたい」というものに変容しつつあったのではないか、と思っている。長江さんにとっての、SPRiNGSという存在の受け止め方。

2017.10.15 SPECIAL YUKEMURI FESTA in 神戸 Vol.2

前述の通り私はこのイベントには参加せず、東京で『若葉女子高文化祭 ~Autumn~』を見ていた。

遠藤ゆりかさんを加えた、SPRiNGS9人が初めて揃ってトークし、ミニライブをするイベント。登壇者の多くはパフォーマンス後に涙を流していたらしい。それは前回は泣かなかった長江さんも例外ではなく。神戸の地で流した、涙の意味。

個人的には、この段階でもう遠藤ゆりかさんが廃業することをメンバーはわかっていたのではないか、などと邪推をしている。

2017.12.24 温泉むすめ2ndライブ

そして迎えた、温泉むすめにとって、そして自分にとっても2017年最後の、遠藤ゆりかさんのいるSPRiNGSにとっては最初で最後の、大型ライブ。

終わってみれば、SPRiNGSの曲は1stライブに『Hop Step Jump!』『おんくり』の2曲が加わっただけ、という言い方もしようと思えば出来る。だが、前回の1stライブから僅か4ヶ月で、SPRiNGSを取り巻く環境は激変してしまった。まだ温泉むすめプロジェクトは始まったばかりだというのに。加えて、私のSPRiNGSの見え方というのもすっかり変わってしまった。曲の聞き込みも(そもそも1stライブは事前に曲を全く聞かずに会場に立っていた。)、キャストの熱意も、そこに至る背景も。関係者トークショーと、10/15の2つの異なる地で開かれたイベントに参加して、あるいは参加できず、また、ラジオや他のファンの話を聞いて、まるで曇ったメガネを取り外した瞬間かのように、何もかもが新鮮に、鮮明に見えた気がした。──温泉むすめのライブに、帰ってきた。

実のところこの2ndライブも夜のみの参加であった。昼は別イベントに行ってて、今では悔やまれる気持ちはあるものの、夜公演を見逃すことが無かったということだけでも救われたと思っている。

1曲1曲の感想やMCについてはサイポケ君が魂を込めて書いた記事があるのでそちらに譲る。

thuivega.hateblo.jp

このライブイベントをどう捉えるか、それは、どのキャラクターが好きか、どのキャストが好きか、温泉むすめがどのように好きかによって変わってくると思う。私はやっぱり、長江さんが、声優人生初めてとなる温泉むすめ1stライブでレッスンを懸命にやっていたという話を、遠藤ゆりかさんが舞台に加わるのを心の底から待ち遠しく思っている話を、SPRiNGSのメンバーがどんなに好きかという話を聞いていて、SYF神戸Vol.2では感動の涙を流していて、そんな長江さんを見てきたから、1曲1曲のライブアクトや曲そのものの良さよりも、パフォーマンスやトークを通じて見られる、SPRiNGSメンバー同士の関係性に着目してしまう。そしてそのことは必然的に、1stライブ出演の8人と遠藤ゆりかさんとの、舞台上での出会い、そして別れを見る、ということになる。そこにはある種作られた物語と言うべきものも混ざっているのだろう。しかしながら、はなむけの贈り物を渡し、メンバーの一人一人が心からの言葉を述べ、『70億分の9の奇跡』で終わる、こんなにも美しい物語があろうか。

www.youtube.com

「やっとゆりしぃと一緒に舞台に立てた、それがもうお別れだなんて。みんなは綺麗な言葉で送り出しているけど、私は、(お別れは)イヤです。」(大意)

余談。6

2018.05.19 温泉むすめ3rdライブ

このライブのコンセプトは「温泉むすめワールドの拡大」ではないだろうか。AKATSUKI, LUSH STAR☆, Adharaといったライバルユニットの大型ライブへの参戦。そして、下呂美月役佐伯伊織さんの登壇。2ndライブとは見える景色がガラリと変わった。度々アイマスに例えてしまうのだが、765AS・シンデレラ・ミリオンが一堂に会したMASTERS OF IDOL WORLD 2014のようなお祭り感であった。

佐伯さんの馴染み方は想像以上だった。ただこの時点では、遠藤ゆりかさんの後任として、という色合いが極めて強いものだったように思う。

2018.06.02 温泉むすめ放送部 公開録音 Vol.2 in 箱根

長江さんの念願である、箱根で開催された温泉むすめのイベント。

nn6cy.hateblo.jp

楽しい公録ながらも、2部終演の挨拶には感銘を受けた。この頃から、「箱根彩耶を演じるということ」をよく言及するようになったと思う。そしてまた、箱根でのイベントという夢は叶ったが、SPRiNGS9人で、という夢は道半ば。 SPECIAL YUKEMURI FESTA in 箱根の開催も、きっと、いつか。

2018.08.05 SPECIAL YUKEMURI FESTA in 札幌

神戸v2、仙台に続く、SPRiNGS9人出演のSFY.

nn6cy.hateblo.jp

nn6cy.hateblo.jp

佐伯さんが演じる下呂美月が一通り馴染んでからの『未来の彼方』で、真の再スタートを踏み込んだように感じた。だから、3rdライブではなくSYF札幌で、だったのだ。

その後~現在

2018年8月19日のサマソニSPRiNGS選抜公演では、高田さんの不在から長江さんがセンターを務めた。「彩耶ちゃんの気持ち」。

そして12月には、早くも温泉むすめ4thライブが開催される。2ndライブの副題「聖夜にワッチョイナ」を再び掲げた、その名も「聖夜にワッチョイナ Vol.2」。果たして今度はどんな光景が見られるのか、そして、夢を一つ一つ叶え、表現の幅を広げていく長江さんはどんな姿を見せてくれるのか。

あそびあそばせ

ちぃちゃんの放送も終わり、長江さんの声を聞く機会が少なくなってしまった2018年冬クールの3月に出演が発表されたのはとても嬉しかった。全8本は流石に短さが否めないものの、木野さん小原さんとの主演3人組でラジオも配信し、OP曲ED曲もその3人で歌う曲を貰えた。また、忘れてはいけないのが、OP曲のカップリング曲、『とおいとおい宇宙のアニーモ』。お兄ちゃん役の森川さんはデュエット相手ではなく、要所要所でオタ芸的合いの手やセリフを入れる役回りで、これはほぼソロ曲と言っても良いだろう。初の(ほぼ)ソロ曲である。BD/DVD第2巻特典にはオリヴィアソロ曲集がつくとのことで、是非『とおいとおい宇宙のアニーモ』のオリヴィアソロも欲しいところ。

漫画原作付きアニメとのことで漫画は手元に置きつつ、アニメを見たところまで漫画を読むというスタンスで来たが、先の展開を知らないというのはラジオ投稿において非常にディスアドバンテージだということに気が付かされた、という個人的なお話。

結局のところ

さて、ここまで長江さんの活躍やイベントの思い出等つらつらと語ってきたが、今現在私が思う長江さんの魅力。

いつも楽しそうな姿を見せてくれる長江さんの、その根底には情熱的で真剣な思いが窺える。それは、役作り・演技作りにおいても例外ではない。キャラクターや演技についてをにこやかに話している節々に、その役や演技に対する確固とした信念を感じている。いや、感じ取っている、と言った方が正しいだろうか。

そんな訳で、この感情は信頼に近いものなのかもしれない。長江さんなら、大丈夫。

おわりに

ここで挙げた作品以外にも、SHOWROOMのそやながやディアティアなど様々なところで楽しませてもらった。村川さんと比べて出演頻度の違いに悩んだりしたこともあったが、今なら大丈夫。この年も、魅力的なままの長江さんでいて下さい。

改めて長江里加さん、お誕生日本当におめでとうございます。


  1. これ以降、本人の趣味の一つになる。秋葉原工作室の模型展示会『秋工祭』には綾瀬有さんとの共作も含め、実際に出展もした。また、プラモ声優として月刊ホビージャパン2018.05の特集に登場したり。

  2. 「『FAガール』が初めてのアニメの仕事」(月刊ニュータイプ 2017.07)──実際には2016年に『ONE PIECE』に何度か出演している。

  3. 更に言えば、ラジオのOPとして流れていたインストに歌詞がついたもので、ラジオを聞いていたファンには格別の思い入れがある曲だ。

  4. 厳密に言えばそれより以前にミニライブの出演はあったが、レッスン日程を組み、当日はライブのみする、という意味では初。

  5. 温泉むすめプロジェクトの今後の展望・予定・進捗やイベントの狙いなど。

  6. くれない君と楽屋花を送ったりした。