お説教とマドレーヌ

忘れたくないこと。トキめいちゃったら投稿します。

2018年6月1日

村川梨衣さん、28歳の誕生日、そして、アーティストデビュー2周年本当におめでとうございます。

個人的なお話です。

アーティスト活動

ここ2,3年は若手女性声優の中では中堅と言ったような立ち位置になり、年齢も芸歴も短い声優と絡むことも多くなってきた。そんなこともあってか、デビュー当初に比べるとラジオやイベントでも穏やかで落ち着いた語り口調になってきたと思う。 1
話をする機会を他の人に譲ったり、自分の思いをたった一言でまとめ上げたりということもある中で、彼女らしさを思いの限り表現し尽くした場というのがアーティスト活動であった、と捉えている。

Tiny Tiny / 水色のFantasy』

3rdシングルの発売自体は2017年5月17日だけど、6月1日を跨いでイベントをやっていたのでこの記事で。 1stライブへの期待感、そして満足感はとにかく高く、それだけに1stライブが終わってしまったという喪失感も小さくなかった。1年目ということもあり、持ち曲全て歌い尽くして綺麗に終えたライブ、ということが今にして思えば大きかった。
そんな中で、Tiny Tinyを嚆矢にアーティスト活動がこれからも続いていくのは大きな励みだった。次に出るシングルという確かなモノ。

4/1、4/2と1stライブがあり、4/3の深夜にはフレームアームズ・ガールTiny Tinyが聞けていた。OPを聞きたいがために見始めたこのアニメ、気が付けばどっぷりとどハマりしていて、Tiny Tinyが作品本編のテーマソングとしてもふさわしい曲であると同時に、やはりこの曲はこの上なく彼女らしい曲であると個人的には評していた。

──なるほど、ではこの曲をどんなRiEMUSiCなのか説明してもらうとすると、どういう言葉になりますか。
そうですねえ、RiEMUSiCからすると……ちょっと新鮮、ですね。"Tiny Tiny"って、曲的にはけっこう王道じゃないですか

──(略)で、オーダーにバッチリ応えていくという要素をRiEMUSiCの新たな一部にしてくれた。そんな曲なのかな、と思うんですよ。
うん、そうですね。RiEMUSiCであるっていうところを一旦置いておいたとして、アーティストとしていただけたミッションというか、使命を果たせたのかなっていう部分では、ちょっと大げさかもしれないですけど、誇りに思うところがあります。
(CUT 2017 JUNE)

今までリリースした楽曲からは外れるロック調の曲には毎回恒例の彼女自身の要望はなく、作曲の神前暁さんに一任していたこと、また、フレームアームズ・ガールのタイアップとして作り上げた曲ということはインストアのリリイベでも語られていた。2また、そんなTiny Tinyとの対比で水色のFantasyをこれぞリエミュージックと評する場面も。3
しかしまた一方で、作詞の坂井竜二さんはAnytime, Anywhereや戻れない旅、光のイグジット等にも歌詞提供しているアーティスト活動における常連で、そんな坂井さんの書く「奇跡の欠片(かけら)で~世界はできてる」「すべてにありがとう」といった歌詞を臆することなく歌えるのが村川梨衣さんということだと個人的には思っている。

そんなTiny Tiny

──初プロデューサー仕事として12話まで走りきった今、どういう感想が浮かびますか?
杉山 一番は「ありがとう」ですね。本当に「ありがとうございました」というのを感じました。私、オープニングの曲があがってきたとき、「この曲はやばいっすよ」っていろんなところで言っていたんです。
──村川さんも仰っていましたね。「Tiny Tiny」は『FAガール』のために作られた曲なんですよね。なので、自曲では詞や曲についていろいろと相談する村川さんもノータッチだったとか。
杉山 そうなんですよ。あのオープニングの歌詞と仮歌があがってきたとき、私、泣きましたからね。(中略)それは、儲けたとか儲からなかったとか、作品がよかったとか悪かったというところとは別で、みんなが一緒にお神輿担いでくれてありがとう、という気持ちなので、今は本当にあの歌詞の通りなんです。
フレームアームズ・ガール公式ファンブック~みんな一緒~)

と、コトブキヤの杉山学プロデューサーもべた褒めで、これは読んでて本当に嬉しかった。

また、2018.01.13の若葉女子高文化祭~後夜祭~にて山村響さん、阿部里果さんによってTiny Tinyがカバーされた。また奇しくも同じ日のアニワラVol. 7.5にて、山崎エリイさんにもカバー。
www.fagirl.com
aniwara.com

アーティスト活動に村川梨衣さんの表現の場を求めていた身ではありつつも、本人から離れて歌われる楽曲になったということには一人で勝手に達成感を覚えていたりした。

2ndRiELiVE ~梨の季節~

1stに比べて明らかに聞き込み不足で挑んでしまった。そんな中でもボーカル全開の『Bright』『辿り着く物語は』の2曲は目を見張るものがあったし(Brightは扇も良かった)、やっと聞けた水色のFantasyという感慨もあった。
しかしながら、一番情緒を動かされたのは、『Distance』を挟む1st楽曲の面々、『Anytime, Anywhere』と『Baby, My First Kiss』だった。それってどうなんだろうか。
しかしパシフィコ、大きい。

『Distance』

好き。

これからもアーティスト活動を応援していきたいと思う。

出演作品

アニメ

あくのぐんだんも含めると7作品に出演していた2017春クールなんかもあったが、2017.06.01~2018.05.31で振り返るとしたら一番印象に残っているのはちぃちゃん。
本人もキッズアニメをやりたいと言っていた4矢先の発表だったので、もう役を演じるのが決まった後の発言だったのか、などと訝しく思いつつも、また、番組の枠的にも内容的にもこれ、本当にちゃおっ娘は見てるのか、と思いつつも、大友で声豚の自分は楽しく36話完走出来た。
ちなみにちゃおフェスでは沢山のちゃおっ娘がちぃちゃんステージを見てたので、本当にちゃおっ娘は見ていた。たぶん。

ゲーム

メモリアフレーゼをリリースから3週間くらいは割とやりこんだ。白猫のリゼロコラボも242連の天井でラムを引いた。ちぃちゃんのXを押したら回るやつは3DSが無いので積んでいる。これぐらいか。 苦手分野。

ラジオ

どんなラジオが好きかと言うのは難しい。「怪盗名探偵」をやったり、「萌えテン」が終わり、代わりに「ゆきんこさん、ごめんね?」が始まった2015年ごろのいちごまみれは相当好きだったし、村川梨衣さんの出演は無いけどラジオFAガールは今かなり面白い。
そんな面白くて好きなラジオを聞き続けたいのであって、読まれはその観点では重要ではないのだけれど、読まれて印象的だったメールはあった。
jocr.jp
2017.10.08 ラジオ関西まつり。アニたま枠の代表番組としていちごまみれの公録があり、それに向けて送ったメールだ。

RN:のなりっちょ

ゆきんこさん、りえしょん、こんばんは!

ラジオ関西まつりでの公開録音、おめでとうございます!

さて、本編で募集していた「いちごまみれのいいところ」ですが、
自分は「パーソナリティのお二方がお互いを信頼しているところ」だと思います。

早いもので3年半、そろそろ200回を迎えるこのラジオ。
ときにはどちらかが喉の調子を崩し、あまり喋れないようなこともありましたが、
そんなときはお二方の元気なほうがラジオを進行しつつ、相方の様子を電波に乗せたりもしましたね。

お二方がお互いを支えあい、お互いに寄り添いあっているからこそ、
いつも楽しく笑えるラジオになっているのだと感じています。

それでは、公開録音頑張ってください!

「いいところ」ということで割と考え込んで送ったこのメール、これが今もいちごまみれを聞き続けていられる理由なように思う。

イベント

この一年は「その場限り性」を逃したくなくてイベントを頑張った年だった。
2017.06.01を経ての初めてのイベントはEXシアターのチマメ隊ワンマンライブだったのだが、まずこれがとても良かった。
自分は1期も2期も放送し終わってからごちうさの世界に入ったのだが、原作やアニメを超え、楽曲やそのライブまでごちうさ的世界観が徹底的に行き渡っているさまを見せつけられた。
ここに感動するのは、声優個人の進行する力に左右されるイベントに行き過ぎているというのもあるかもしれないが。
そして、サプライズで村川梨衣さんのバースデー祝い。これは本人も嬉しかったようで、イベントの場では2016のバースデーイベント以来の涙を見せていた。
ポポロンラジオも作品タイアップラジオとしては長寿の100話越えを達成したばかりであるし、次の一年もまだまだごちうさ的世界観に浸っていたい。

2018.01.21のチアフルーツの円盤イベントは村川梨衣さんがインフルエンザにかかり、急遽欠席することになった。
このこと自体はもちろん仕方がないし、無事回復して良かったと思うのだが、この後ISLAND降板の話もあり、しばらく辛い時期が続いた。

2018.04.21の2ndアルバムの小倉リリイベでは、コロムビアマーケティングの古田さんが進行役として初めて舞台上に立ち、閉演挨拶時にバースデーイベントの話をしていた。ファンの温かい声援や優しい姿勢を間近に受けて、アーティスト・村川梨衣を支えていこうと思わされたという、スタッフ側の目線だ。
バースデーイベントの話には本当に弱い。

そんなこんなで

村川梨衣さん27歳の年も笑ったり感動したりはあったが、過去の出来事を振り返っての、という場面も多く、好きの更新があまり出来なかったように思う。
28歳の年はどうなるかな。

この1年もりえしょんが幸せに笑っていられますように。


  1. もちろん、自分の話す番になると助詞が行方不明になったり、端的すぎる表現だったりというのは健在なのだけれども。

  2. シングルとしては初のロック(2017.05.17 ゲマ秋葉原)、タイアップ曲として歌詞がリンクしている。作曲面は神前暁さんにお任せした。(2017.05.28 ツタヤ戎橋)など。

  3. 2017.05.27 秋葉原とらC

  4. 個人的に初めて認識したのはらじらーサンデー『声優アーツ』2017.01.08