2013/2/18 日経産業新聞『アイマス経済圏 膨張』
2013年2月18日付 《日経産業新聞》 :日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD150E7_V10C13A2000000/
アイマスニュースなどで話題になった2月18日付日経産業新聞のアイマスの記事。
アイマスが報道されるのは直近だとガチャ規制の千早*1ぐらいだろうか。
物珍しさに普段触れることもない日経産業新聞を購入してきた。
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記事の流れはアイマスのメディア展開の紹介、2013冬フェスの様子、アケマスに始まるアイマスの歴史、シンデレラガールズやCD・BD売上等のアイマス人気、DeNA・コロムビアなどを巻き込む"アイマス経済圏"、アイマス人気の理由 といったところだろうか。
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アイマスの現状はアニメ化で知名度が上がったところにモバマスが登場したためファンの数が急上昇したというもの。
この記事も含めファンの実体的な数や熱中の度合いなどといったものを提示するというのはなかなか難しいのだが、アイマス2設定を牽引しファンを魅了したのは、ゲームとしてのアイドルマスター2ではなく、A-1のアニメ版アイドルマスターだったように感じる。
しかしながらそれは、アイドルマスター2が失敗だったということではないように思う。ゲーム主導であったアイマス1設定に対し、アイマス2設定は真にメディアミックスなものにしようとしたのではないだろうか。…
アイドルマスター2とアイマス2設定に関してはとにかく複雑な思いを抱えているのでここではなくいずれまた。
DeNAと日本コロムビアがアイマス経済圏に含まれるのはわかるとして、任天堂は何故ここに書かれているのだろうか。ディアリースターズだけなような気が…?
ここからが論旨の、アイマス人気の理由。
まず1つとして、ゲームのナムコとキャラクタービジネスのバンダイが合併したことを挙げている。
これに関しては正直よくわからない。そんなもんか、と。
次に、プロデューサー気分を味わうことによる、ファンの熱中ということ。
特定のメンバーだけを応援するAKB48やジャニーズなどの実在アイドルのファンと異なり…
ここも実在アイドルのファンではないのでよくわからないが…
とし、「9.18事件」や『「育てる」「参加する」意識』などにまで言及している。
これもなかなか妥当だと思う。9.18事件もやはりファンが百人百様の考えを持つとは思うものの、アイマス界を揺るがしたという点に関しては事実。
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もちろんファン向けに書かれた記事ではないのだが、1ファンから見ても、全体的に良く書かれていると感じた。
アイマスだけが例外で特別、などといった意識は全くないし、そのような意見はおこがましいものだと思うが、それでもアーケードから8年続いた歴史があって、その上で今の人気があるとは感じるし、そこに触れられていたのがなによりであった。
この記事をきっかけとしてどこかの誰かさんの目に止まって何か新しい商品展開とかあると良いですね。
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追記
3面には先週末に開催されたJAEPOの記事があり、そこにもバンナムが少しだけ取り上げられている。
2013冬フェスのアンケートにもゲームセンターに関する項目があったので、何かしらのアーケード版アイマスの展開を夢見たい。
*1:ほぼ関係ないが…